自分にケアマネージャーの適性があるかどうか分からないのですが…
たしかにいきなりケアマネージャーという責任ある仕事に就くのは不安かもしれませんね。そんな方はひとまず現職と兼務するという方法があります。まずはひとつの経験としてケアマネージャーの仕事をしてみて、自分の適性を見てからその後の進路を決めるのもひとつの方法ですよ。
ケアマネージャー資格を取ったものの、上司からは以前と同じ訪問看護の仕事も兼任で続けてほしいと依頼されました。専任と兼任、どちらの働き方がいいんでしょうか?
もちろんご自身の意思が第一ですが、他業務との兼務を負担に感じるケアマネージャーがたくさんいることは事実です。一時的ならば問題はありませんが、ケアマネージャーとして思う存分働きたいならばやはり専任がいいでしょう。
ちなみにもっともケアマネージャーらしい働きができるのは居宅介護支援事業所です。現在の職場のままでケアマネージャーとして活躍する方法ももちろんありますが、取得した資格を最大限活かせる環境に移ることをオススメします。
ちなみにもっともケアマネージャーらしい働きができるのは居宅介護支援事業所です。現在の職場のままでケアマネージャーとして活躍する方法ももちろんありますが、取得した資格を最大限活かせる環境に移ることをオススメします。
ケアマネージャーの資格を取得したものの、家庭の事情があってフルタイムで働けなくなってしまったのですが…
ケアマネージャーの仕事が人気を集めている理由のひとつとして、業務形態を選べるということがあります。フルタイムの正社員だけじゃなく、担当する利用者の数を調整すればパートタイマーとして働けるというメリットがあるんですよ。自分のライフスタイルに合った働き方ができる職場を探してみてはどうでしょう。
東京で資格を取得したのですが、地元に戻っても仕事に就けますか?
全国どこにでも支援を必要としている方はいますし、居宅介護支援事務所や介護保険施設はあります。ですので、東京以外でもケアマネージャーの資格を活かし、働くことはできます。それに地方のほうが人員が不足しているので、求人ニーズが高いかも知れませんよ。
ケアマネージャーをする上で、資格のほかに必要なスキルはありますか?
ケアプランや介護報酬請求書類の作成をするときは主にパソコンを使います。効率的に事務作業をこなしていくためにも、最低限のパソコン操作法をマスターしておいたほうがいいでしょう。また、地方でケアマネージャーをする場合、事務所と利用者のご自宅が遠く離れていることが多々あります。電車やバスなども東京などの首都圏ほど運行しておらず、移動手段は車に限られてしまうため運転免許が必要なこともあります。
ほかにも利用者や家族が抱える問題を的確にヒアリングするコミュニケーション能力、サービス提供者をコーディネイトする能力など、さまざまなスキルが求められますね。
ほかにも利用者や家族が抱える問題を的確にヒアリングするコミュニケーション能力、サービス提供者をコーディネイトする能力など、さまざまなスキルが求められますね。