介護業界のキャリアアップ

ケアマネージャー転職サクセスストーリー

ケアマネージャーに転職する動機はさまざま。以下にケアマネージャーとして活躍する先輩たちの転職エピソードをご紹介します。
看護師から転職した杉浦さん(仮名)の場合

とある大病院で看護師として働いていた杉浦さん。仕事にやりがいはあったものの、一方で病院になじめない思いも抱いていたという。
「病院では医師を中心としたチーム体制で看護しており、看護師は医師の指示の下に患者さんに処置を施します。もちろん医師のことは信頼していましたが、自分らしいケアが100%できていたかといえば不満がありましたね。また、入院中や通院時なら患者さんと関われますが、もっと生活全般にわたってコミットしていきたいという思いもありました」
杉浦さんは8年の看護師経験を活かして医療センター内にある訪問看護ステーションに移り、同時にケアマネージャーの資格を取得して同センター内の居宅支援センターの業務も行うようになった。

photo 「兼務は大変ですが、看護師としての医療的な視点をケアプランの作成に活かせることはケアマネージャーをする上での強みになっています。それに病院で看護師だけをしていたときとは違って、自分で考え、自分の判断で利用者の方の生活に関わっていけるのは嬉しいですね。もちろん責任は以前に比べて重くなりました。でも、その分仕事への情熱も大きくなったことはたしかです」

《杉浦さんは転職でココが変わった!》
大病院のチーム体制医療の中で、 患者さんへ自分らしいケアができていなかった
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自分の考えで要介護者の生活に関わることができ、仕事への情熱が倍増!

地方公務員から転職した安田さん(仮名)の場合

安田さんは市の老人福祉担当課で3年ほど相談援助業務に携わってきた。
「もともと福祉やボランティアに興味があったので、仕事はとてもやりがいがありました。でも、市役所の窓口って結局“待ち”の仕事。相談に来てくれればホームヘルパーを派遣したりもできますが、相談を受けなければこちらから積極的に動くことはありません。でも、心の中には『もっと支援を必要としている人がいるんじゃないか?』という思いがずっと引っ掛かっていたんです」 現状への不満が募っていたころ、ちょうど介護保険制度がスタートした。安田さんはケアマネージャーになるべく、早速リサーチしはじめたそうだ。受験条件のひとつである医療や介護に関わる国家資格を持っていなかったが、幸い老人福祉担当課での業務が「法律で定められた相談援助業務従事者」に該当した。ただ、従事期間5年以上(従事日数900日以上)を満たしていなかった。
「介護保険制度の要となる仕事なので、やはり相応の実務経験を問われるんですね。ちょっとガッカリしましたが、このまま老人福祉担当課の仕事を続ければ道は開けるということを励みに頑張りました」

photo2年後、晴れて条件を満たした安田さんは受験に挑戦。2年間かけてじっくりとケアマネージャーになるための勉強を進めていたこともあり、一発合格した。
今は居宅介護支援事業所に勤務して、30名の利用者を担当。定期的に利用者の自宅を回って、サービスのチェックをしているという。 「お年寄りの生活を自分の目で見て、その都度必要なサービスを検討するようにしています。もちろんご本人の意思が最優先ですが、お年寄りの生活改善に能動的に関わっているという実感があるので、以前のようなモヤモヤはなくなりましたね」

《安田さんは転職でココが変わった!》
役所の相談窓口は“待ち”の仕事で、 自分から積極的に要介護者の生活に関わっていけなかった
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要介護者の生活を自分自身の目で見て判断し、
その都度必要なサービスを提案できるように!

一般事務職から転職した森本さん(仮名)の場合

森本さんのお父様が病気で倒れたのは4年前のこと。
「ほとんど寝たきりの状態で介護が必要になったのですが、私たちは日中仕事があり父の世話をすることができない。そこで介護保険制度を利用することにしたのです」
そのとき森本さんはケアマネージャーという仕事の存在をはじめて知る。
「父だけじゃなく、私たち家族の生活のことも親身になって考えてくれました。ヘルパーさんなどを手配したあとも定期的にうちを訪ねて、父のことを気遣ってくれて……今じゃもう私たち家族の一員のような存在ですね」
森本さんはケアマネージャーに興味を持ち、自分も人のためになる仕事に就けないかと思い始めたという。
「当時の私は医療や介護とはまったく関係のない、とある有名企業で事務職をしていました。お給料は同世代の人と比べれば十分にもらっていたし、特に不満はなかったんです。でも、一生の仕事とはどうしても考えられなかったというか。お金だけがやりがいの仕事って、やはり虚しいですよね。そこでケアマネージャーになろうと考えたんです」

photo 森本さんは医療や介護の資格を何も持っていなかったが、事務の仕事をする前に10年以上ボランティア団体で介護業務をしていた経験が受験条件を満たしていた。さっそく事務の仕事と並行しながら試験勉強をはじめ、翌年の試験で見事合格した。
晴れてケアマネージャーとなった森本さんは介護保険施設のひとつである「特別養護老人ホーム」で働きながら、お父様のように寝たきりになった人々のサポートをしている。
「正直言うと、毎月のお給料は下がってしまったんです。でも、自分がサポートしたお年寄りから『ありがとう』と笑顔で言われると心の底からジワッと嬉しさがこみ上げてきて、もっと頑張ろうと自然と思えるんです。やっぱり人のためになる仕事っていいですよね」

《森本さんは転職でココが変わった!》
一流企業の事務職で月収は人並み以上。
しかし、もっと人のためになる、やりがいのある仕事をしたかった
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お年寄りからの『ありがとう』のひと言が仕事の支えに。
お金以外の、もっと大切なものを得ることができた!




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